【確定申告】オンラインで申告するために、準備をしよう!

お金

1月も半ばを過ぎて、あの時期が近づいてきました。
そう「確定申告」です!
お給料をもらっている方はあまり身近ではないかもしれませんが、
「これをすれば、税金が戻ってくるかも!」
と思っていらっしゃる方は割といらっしゃるかもしれませんね。

「でもさ~、確定申告って色々書類が必要っぽいし、用紙の書き方もわからなそうだし、なにせ税務署まで行かなくちゃいけなくて、そんな時間ないよ。」
うんうん、その通りです。
私も3,4年前までは、そう思っていました。

しかし、技術の進歩はすごいです。
最近は、家にいながらオンラインで確定申告の申告書を提出することができます。
(前提条件はありますが。)
オンラインなので土日でも書類の作成、提出ができちゃうので、本当にラクです。でも休日は時間の制限があるので、お気を付けを。

ということで、今回は確定申告をオンラインでするための前準備について、綴っていきたいと思います。
「今年は確定申告しないけど、何年か後には必要になるかも」という方も、ちょっと知識を入れておくとあとで「そういえば…」と思い出す手助けになる…かも!?

※こちらの記事では、オンラインで申告するために必要な物品について説明しています。
 確定申告自体で必要となる書類などについては、ここでは説明していません。

まずはマイナンバーカードを申請します

ー 2023年6月6日追記 ー
ここの所、マイナンバーカード発行時などの問題が取り沙汰されていますね。
健康保険証の紐付けの誤り
公金受け取り口座の誤登録
マイナポイントの紐付け誤り
コンビニでの証明書発行時の誤発行…
「私は大丈夫かな…」と不安に思われている方も多いかと思います。
私はマイナンバーカードに健康保険証と公金受け取り口座の登録を済ませてあったのですが、マイナポータルにログインして確認したところ、問題ありませんでした。

(↑ここで公金受け取り口座、紐付けされた健康保険証、マイナポイント申請についての確認方法が説明されています。)

(↑パソコン用です。)

新しいことを始めるときには、必ずと言っていいほど問題点が出てきます。私個人としてはそれはある程度仕方のないことだと思います。しかし個人情報が絡んでくる問題についてはやはり「仕方ないよね」では済まされないことです。これからマイナンバーカードを作ろうかと思っていたけれど不安に思う方は、作成を先送りしてもよいと思います。

マイナンバーカードがない場合「ID・パスワード方式」で確定申告をすることができます。ただ国としてはこれはマイナンバーカードが普及するまでの暫定措置という形での提供です。将来的にはこの方法は廃止の方向に進むと思いますが、今現在、「ID・パスワード方式」の廃止は確定はしておらず利用することができますので、今のうちにID・パスワードを取得して来年の確定申告に備えておき、ご自分で「作ってもいいかな」と思えるようになったらマイナンバーカードを申請する、という流れでも全く問題ないと思います。

↓「ID・パスワード方式」の手続き方法について載っています。

一番初めに準備を始めなくてはいけないのが「マイナンバーカード」です。
これがないと、申告できません。
(暫定的な処置として、マイナンバーカードがなくてもオンラインで申告する方法はあります。これについてはこちらでお話ししています。)
それにマイナンバーカードは、申請したら「はい、どうぞ!」と渡してもらえるものではなく、手元に来るまでに少なくとも1か月ぐらいかかります(申請が多ければ、もっとかかる)

ですのでマイナンバーカードをまだ持っていない方は、一番初めに申請を済ませておきましょう。
そしてカードが届くまでの間に、他の必要なものを準備しておきましょう。

マイナンバーカードを申請する – マイナンバーカード総合サイト
ちなみにですが、マイナンバーカードは郵送で届くのではなく、出来上がるとお住いの自治体から「交付案内」が届き、その後受け取りに行く形となっています。
(自治体によって「交付案内」の名称は違うかも)
2年ちょっと前にマイナンバーカードを申請した私の場合、居住地の市役所での受け取りで予約制となっていました。平日だけでなく休日にも受け取れる日があったので、私は休日に取りに行くようにしました。(この時は電話予約のみでしたが、最近はオンラインでも予約できるようです。)

また、自治体からの交付案内に、受け取り時の必要書類などを記載した書類が同封されていますので、それをよく読んで、忘れ物のないようにして受け取りに行きましょう。
お住いの自治体のホームページに詳しい案内があることが多いので、確認してみてください。

 

まずパソコンとスマホ、どちらを使って申告するか決めよう

オンラインでの申告は、自宅のパソコン、お持ちのスマートフォン、どちらを使ってもできます。
ご自分のお好きな方で大丈夫です。(慣れているものの方がいいですよね!)
ただ、準備するものがすこーし違うので、そこは注意が必要です。

パソコンを使って申告するとき、必要なもの

パソコンを使って申告する場合に必要なものは以下となります。

  • マイナンバーカード
  • インターネットの利用ができるパソコン
  • ICカードリーダー・ライター、またはスマートフォン
     

マイナンバーカード

持っている方は大丈夫。申請済みの方は、自治体からの交付案内を待ちましょう。
 

インターネットの利用ができるパソコン

オンラインでの申請なので、インターネットは必須です。
パソコンではインターネット使ってないよ、という方は、スマートフォンでの申請を利用しましょう。
 

ICカードリーダー・ライター、またはスマートフォン

これは「マイナンバーカード」を読み取るために必要です。
どちらか一方があればOK!
 

ICカードリーダー・ライター

カードを読み取るための機械で、パソコンにUSBケーブルで接続するものが主流です。
多い価格帯は3,000円から6,000円ぐらい。
”「マイナンバーカード」対応” と書いてあるものを選ぶと安心です。

ちなみに私が現在使っているのは、SONYさんのPaSoRi(RC-S380)というものです。
 

スマートフォン

スマートフォンもないとダメなの?
という声が聞こえそうですが、ICカードリーダー・ライターをお持ちなら、スマートフォンはなくても大丈夫です。
ICカードリーダー・ライターをお持ちではなく、スマートフォンは持っているという事であれば、スマートフォンでOK!(ICカードリーダー・ライターの代わりをスマートフォンにさせるという事です。)

ただし「マイナポータル」というアプリに対応している必要があるため、お持ちのスマートフォンが対応しているかどうかの確認が必要です。↓↓

マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等を教えてください。 | よくある質問|マイナポータル
マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等は以下のとおりです。(2023年12月21日時点)   なお、記載の通信事業者以外の携帯電話サービス・公衆無線LA

 

スマートフォンを使って申告するとき、必要なもの

スマートフォンを使って申告する場合に必要なものは以下となります。

  • マイナンバーカード
  • スマートフォン

の2つだけですw
 

マイナンバーカード

持っている方は大丈夫。申請済みの方は、自治体からの交付案内を待ってくださいね。

 

スマートフォン

スマートフォンに、パソコンとICカードリーダー・ライターの代わりをしてもらいます。

1点だけ、大切な注意を。
スマートフォンが「マイナポータル」というアプリに対応している必要があります。
お持ちのスマートフォンが対応しているかどうかを、必ず確認してください。
↓↓

マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等を教えてください。 | よくある質問|マイナポータル
マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等は以下のとおりです。(2023年12月21日時点)   なお、記載の通信事業者以外の携帯電話サービス・公衆無線LA

 

まとめ

確定申告をオンラインで申告するために必要な、ハード的なものを書き連ねてみました。
これだけ揃えれば、オンライン申告の準備は万端!
あとはソフト的なもの(申告のWEBサイトやスマホに入れるアプリなど)が確認できれば、申告作業に入れます。

ただ、今(2023年1月16日)心配なのは、マイナンバーカードを申請して、確定申告までに間に合うか?という事です。
この記事を書くにあたって、自分の住む自治体のマイナンバーカード関係のホームページを参照したのですが、現在「マイナンバーカードの申請から交付案内が郵送されてくるまでに、概ね2か月かかる」との記述があったのです。
確定申告で利用しようという方の申請も多くなっているとは思いますが、マイナポイントの付与が2月末まで延長された影響もあるようですね。

実はマイナンバーカードがなくても申請する方法はあります。「ID・パスワード方式」というものです。実は私も3年前にその方法を使って確定申告をしました。(マイナンバーカードの申請をしておらず、気が付いた時にはもう申請しても間に合わなかったため)
ただしこの方法はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的なものなので、ゆくゆくはこの方式での申告は廃止されるものと思われます。
(↓下の方にID・パスワード方式についての記述があります。)

指定されたページを表示できませんでした

そのため、できることならマイナンバーカードを使っての申告をした方が良いとは思うのですが…
最近「そんなやり方、していいの?」というようなマイナンバーカード作成の推進方法を取っている自治体の話を聞きます。

給食費と引き換えに「マイナカード作れ」と市が通知 背景に見える国の強引な普及策:東京新聞 TOKYO Web
世帯全員がマイナンバーカードを作れば給食費や学用品費は無償、でも作らないと有料—。昨年12月、岡山県備前市が子育て中の保護者あてに、こ...

この記事を読むと、自治体の政策に対しての国側のコメントが「私たちは関係ないです」といった感じに聞こえて、私個人としては納得できないんですよね。

ですので、これだけマイナンバーカードの話をしておきながら、ちょっともやもやとしているのも事実です。

「ID・パスワード方式」について詳しく知りたい方は、下記サイトを確認してくださいね!

ID・パスワード方式について| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。

それでは今回はここまで。
次回まで、さようなら~!

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